1947-10-23 第1回国会 衆議院 農林委員会 第39号
それから供出にリンクしての肥料の配給でありますが、これは生産調整令等で、とにかく早期の割當をしていくということになつてきますれば別ですが、肥料については、これは供出にリクンしてやつていくということにきまりました。
それから供出にリンクしての肥料の配給でありますが、これは生産調整令等で、とにかく早期の割當をしていくということになつてきますれば別ですが、肥料については、これは供出にリクンしてやつていくということにきまりました。
それからただいまの生産調整令との關係における肥料の割當でありますが、肥料の基礎的な割當である二十三年度の米に豫定せられておりまする、本田段當り五貫五百匁のうち五貫というものは、これはリンク制ではなくしても、一般に配給するわけでありまして、あとの五百匁がリンクに使う、こういう意味であります。
これは私は米價問題というものは、農林省が農業生産調整令を出し、供出に對する一つの準備をして、なおかつ三千餘萬石の絶對供出を宣言し、また農民もこれを受入れようとするときに、せめて價格だけでも自分たちの生産に引合うだけの價格をきめられないというと、とうていその要求を十分滿たすことにはなり得ないと思うのであります。
それから一体生産調整令の二十二年度の麥の割当です。これはまだ調整法というものが出ておりませんが、麦の割当段別をやられました。それから二十三年度においても作付割当をやられます。そうして二十二年度の本年の米は三千五十五万石の割当をする。又二十三年度においては、作付割当をされる。
生産調整令のことにいたしましても、二億二千万円の経費を要します。
この生産調整令を一見すると、戰時下の最も嚴格なる作付規正と同じようなことになる。從つて幾分憂欝な感じを農家に與えるような慮れはなかろうかというような感じがいたすのであります。
それに對して行政の妙味を發揮すればこの生産調整はうまく行くと言われますけれあも、戰時中あの統制を強化した場合においても、石川委員の言われたように、生産調整令というものは殆ど失敗に歸した事實があるわけであります。
解散をされるとともに、供出問題は今囘皆さんに御協議を願うところの農業生産調整令によりまして、大體町村が扱うというようなことに移行する。かように考えておる次第であります。
そうしますと、新聞等に傳わつております生産調整令であります。その内容は農業生産者あるいは消費者の團體はもちろんでありますが、國民はどういうふうになるのかということを非常に心配いたしておるのであります。これは新聞等で傳えられておりますけれども、政府の責任として、こういうふうな方針でやりたいと思うということを、この機會にひとつ御發表、御説明くださることが適當でないかと思うのであります。
こういう考え方を持つておるのでありまして、現にこれの改革の一助といたしまして、この議会に農業生産調整令なるところの法律を提案いたさんとしておるのでありまするが、これはこの法律によりまして、はつきり日本の農業統計というものを農林大臣が把握いたしまして、その農林統計の基礎の上に立つて供出制度を考えるという構想であります。
このお述べになりました細かい詳細なる問題に関しましては、近く政府において農業生産調整令を提出いたしますその時に、この委員会において岩木君の御意見に対して逐條一つ御答弁をいたし、又岩木君の御意見のあるところを十分尊重して行きたいと考えておるのであります。 最後にお述べになりました現在の縁故米制度において、果して食糧危機は突破できるか。
よつてわれわれは、來るべき秋の米に関しましては、供出制度の根本改革を立案いたしまして、今議会におきましては、政府といたしましては、一は法律の上におきましては、農業生産調整令等の、農家の統計を把握すべき法律案を上程し、また農林省におきましては、食糧管理局および農政局の両局におきまして、全國の農民諸君の意見を求めつつ、この供出制度の根本改革に向つて、今や立案しつつあるの状況であります。